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看護師の自己PR例文19選|基本構成や書き方のコツを解説

履歴書に記載する項目の中で「自己PR」は書くのが難しいと感じる方が多いようです。あまりアピールするのも謙虚さに欠ける?どんなことを書けばいい?など、考えがまとまらない場合もあるかもしれません。しかし、アピールできるのは特別なことだけではありません。協調性や責任感、向上心など、ごく一般的な内容を上手に表現することで、優れた自己PRを完成させることができます。この記事でご紹介する基本構成やコツ、例文を、ぜひ参考にしてください。

看護師の自己PRの基本構成

1. 結論 アピールポイント
2. エピソード 結論に対する実例
3. 展望 就職した際のイメージ

看護師の自己PRは、原則として「結論」と「エピソード」、「展望」の構成で作成します。書く順序は必ずしもこの通りでなくてもかまいませんが、この3つを含む形になっているかを意識して作成するとよいでしょう。では、それぞれの要素と書き方について見ていきましょう。

1. 結論

冒頭には結論を記入します。「私の強みはコミュニケーションスキルの高さです」のように、アピールしたいポイントを端的な言葉で紹介。そのほかにも、責任感の強さやリーダーシップ、体力、傾聴力など、ご自身が自分の強みだと認識しており、なおかつそれに結びつくエピソードがあるものを選んでください。

2. エピソード

アピールしたいポイントを裏付けるエピソードをいくつか紹介します。例えばコミュニケーションスキルの高さをアピールポイントにするのであれば、患者さんのご家族と積極的に接したエピソードを挙げるといった形です。なお、エピソードは具体的に記載し、表面的な経歴や経験の羅列にならないように注意してください。

3. 展望

アピールポイントがどのように入職後に活かせるのか、展望を述べます。コミュニケーションスキルの高さをアピールするのであれば、「看護師以外もふくめスタッフ全体でより円滑な関係を構築し、患者さんへの看護の質向上に活かしたい」などのように具体的に記載することができるでしょう。自己PRですので「できること」を書きましょう。展望といっても「これから勉強したい」といった不確定な内容はNGです。

自己PRを書く際のポイント

自己PRを記載する際には、いくつか注意するポイントがあります。特に次の5つのポイントに留意しましょう。

志望動機と明確に線引きする

自己PRと志望動機は別物です。志望動機は「なぜ応募先を選んだかを記す項目」なのに対し、自己PRは「自分が職場で活かせる能力をアピールする項目」なので、看護師として勤務先のどのような点に魅力を感じたのか、どのようなビジョンを持って働きたいと考えているのかなどは志望動機に記載し、自己PRの項目には、自分の長所やそれを応募先の業務の中でどう活かせるのかをアピールしましょう。

志望動機の書き方はこちら

オリジナルの内容にする

インターネット上には自己PRの例文が多数紹介されています。もちろん例文を参考にすることは問題ありませんが、経験やスキル、希望する施設は人ぞれぞれ。必ず自分の言葉で記載しましょう。

自分の特性をポジティブに表現する

自己PRに書けるような経歴や、アピールできる長所が思いつかない、とお困りの方もいるかもしれません。しかし、特徴のない人などいません。自分の性格や特性を客観的に見て、ポジティブな形で表現することで立派な自己PRになります。ご自身のこれまでの業務経験を振り返り、どんな時に周りから喜ばれたか、どんなところがアピールポイントになりそうか、じっくり考えてみましょう。また、自分一人では客観的に考えるのが難しい場合は、ご家族や友人、またキャリア・アドバイザーのような転職のプロと一緒に考えるのもおすすめです。

業務上での経験は積極的に盛り込む

看護師として業務を通じて得た経験は、積極的に自己PRの項目に盛り込むようにしましょう。例えばプリセプターやチームリーダーの経験は、マネジメント経験のひとつと捉えることができます。また、勉強会を運営した経験や委員会などの業務も、アピールポイントを裏付けるエピソードに含めることができるでしょう。

長期的に働きたい意思を押し出す

イベントナースなどのように短期的な仕事でない限り、求人側は、少しでも長く続けられる看護師の採用を望んでいます。志望動機の欄にも、長期的に働けるといった内容を含めるとアピールしやすくなるでしょう。例えば「育児にも区切りがついた今、研修制度が充実している貴院はじっくりと学び、腰を据えて働ける職場だと感じました」などと記載できます。

このような場合はどうする?自己PR言い換えのコツ

ネガティブな要素であっても、上手に言い換えることで自己PRのひとつにできます。具体的な言い換えの方法を紹介します。

転職回数が多い場合

職歴には今まで看護師として勤めた職場をすべて記載しますが、あまりにも多いと「根気がないのでは」と採用側に判断されそうで不安に感じるかもしれません。しかし、転職回数の多さは「経験の豊富さ」とも言い換えることができ、「柔軟な対応ができる」という風にアピールしましょう。

今までに勤めてきた職場の種類や経験を簡単に記し、経験が豊富でどんな病院のスタイルでも合わせられるということを強調します。また、転職によって得たスキルや成長した部分を前向きに記載する手段もあります。

経験・スキルがない場合

反対に経験が少なく、特筆すべきスキルがない場合は、アピールポイントがないと感じるかもしれません。しかし、ポジティブな姿勢、協調性や性格といった点は、経験が少なくても魅力的な要素としてアピールできます。

また、ご自身の性格を分析して、適応力の高さや考え方の柔軟性などをアピールすることもできるでしょう。さらに自分自身の看護観や仕事をする上で大切にしている部分もアピールする要素になります。

経歴別 自己PRの例文 3選

私は積極的に学ぶ姿勢を大切にしています。子育てのため看護現場から5年ほど離れていました。 ブランク期間中も、自主的に最近の看護についての情報を収集したり、興味のあるアロマセラピーケアについても研究してまいりました。

貴院の教育制度や復職サポート制度を積極的に活用して看護師として現場に立つ感覚を取り戻し、ブランク期間中に学んだ新たなケアを取り入れ、一日でも早く戦力となるよう努力していきたいと思います。

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私のアピールポイントは介護現場で培った高齢者への接遇スキルです。高齢者介護に長年携わっていると、看護資格を持っていないことで利用者様にしてあげることに限界があることを痛感しました。 そこで、より良いサービスを提供するために、年齢的にスタートが遅いとは思ったのですが、現場を知っている強みを武器に頑張っていこうと資格取得を目指すことにしました。

何事にも努力し、最後までやり遂げる力は誰にも負けないと自負しています。看護師経験はこれから積んでいくことになりますが、介護で培った高齢者への接遇スキルを発揮し、貴院に貢献できるよう努力してまいります。

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これまで急性期の様々な術科の病棟で経験を積み、幅広いスキルと知識を身につけてまいりました。臨機応変で迅速な対応が求められる急性期の現場でさまざまな疾病の患者様に対応する中で豊富な知識と技術を身につけてきたと自負しております。

貴院が展開されている在宅復帰や緩和ケアの現場でも、幅広い知識と経験を活かし、患者様一人ひとりのニーズに応える看護で貢献していきたいと思います。

転職理由別 自己PRの例文 3選

真面目で責任感が強く、目標を立てて達成するまで粘り強く努力することが得意です。 熱意の余り、人に助けを求めることが苦手ではありますが、チームで患者様を支えることで最善を尽くせると感じ、最近ではスタッフ同士で助け合うことを意識しています。

終末期の患者様が少しでも自分らしく日々を過ごしていけるよう、誠実に緩和ケアに取り組んでいきたいと思います。

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主に急性期の看護を約20年間に渡り行ってまいりました。 特に、呼吸器や循環器系の急性期、脳卒中患者の急性期については、経験が豊富で知識も習得してきたため、即戦力として貢献できるかと思います。

経験に驕ることなく、これからも経験や勉強を積んでスキルアップしていきたいと思います。

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現在眼科で働いており、生活する上で欠かせない視力の分野でサポートをさせていただいています。 視覚が妨げられる分、患者様の不安も大きいので、特に日常生活のケアは患者様の立場に立ったケアを心がけてきました。

この経験を活かして、患者様の立場に立ったきめ細かいケアを行い、貴院に貢献したいと存じます。

志望先施設形態別 自己PRの例文 5選

私はこれまで患者様の不安な気持ちに寄り添い、目線を合わせたコミュニケーションを心がけてきました。そして、患者様だけでなく、患者様をサポートするご家族の精神的ケアも怠りませんでした。その結果、ドクターには聞きたくても聞けないようなことも、気軽に相談をしてくださることもありました。

貴院でも細やかな気配りを忘れずに、心身に寄り添った看護で貢献したいと思っております。

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前職では、患者様の気持ちに立って看護できることを高く評価されていましたので、患者様とのコミュニケーションには自信があります。

訪問看護は初めての経験にはなりますが、これまでの経験を活かしながら一日でも早く一人前になれるように努めます。 そして、地元に在宅医療が根付くための一助になればという気持ちで頑張りたいと思います。

これまでのターミナルケアの経験から、心のケアの大切さを痛感しています。 今後は外来や検診を通して、患者様や受診者様の気持ちを汲み取り、少しでも不安を払拭していただけるよう心のケアを行いたいと思います。

そのために、笑顔を絶やさないで患者様や受診者様に接していくよう心がけたいと思います。

精神科病院での勤務では、患者様のケアだけでなくご家族の方も巻き込み、患者様にとってより良い看護をしていくことを大切にしてきました。 それは、患者様を支えるご家族の方が元気であり続けることも、患者様のケアをする上で重要なポイントだからです。

今後も貴社にて利用者様の目線に立ち、高度なケアを行うために必要な体制を常に考慮した看護を行っていきたいと思います。

介護施設で得た高齢者との「対話」の経験を貴社での業務に活かしていきます。

私は病院勤務を経て、未経験だった介護施設で、高齢者の方の健康管理、入浴や食事の介助などを行ってきました。介助が多いため体力勝負なことや、これまで経験したことのないことも多く、最初は戸惑いましたが、持ち前のバイタリティを活かし、高齢者とのコミュニケーション力を強みとしてサポートに尽力して参りました。

また介護施設での経験は看護の幅を広げるために重要なものだったと思っております。一般の方の健康管理・健康増進を推進する業務においても、対話を大切にしながら、一日でも早く貴社に貢献したいと思います。

志望先勤務科別 自己PRの例文 8選

現在、総合病院の混合病棟に勤務しており、様々な疾患への対応を行ってまいりました。 幅広い症例の経験を積む中で、臨機応変に対応する力や判断力を培うことができました。また、プリセプターを担当したことで、後輩への指導を通じ自身も勉強し直すとともに指導力を身に着けました。

現職で消化器内科分野の患者様を担当したことをきっかけにこの分野に特に興味を持ち、専門性を高めたいという想いから消化器内科に強みを持つ貴院への転職を志望しました。現職で得た対応力や指導力を貴院でも活かしたいと思います。

私はこれまで、心に寄り添う看護を常に心掛けてきました。 NICUでは不安でいっぱいの母親の心に寄り添い、不安を軽減できるような対応をしてきました。不安で泣き出しそうになった方がいたとき、少しでも安心できるように、と手を握ったところ、「心が落ち着く、ありがとう」と言っていただけたこともあります。

今度は貴院にて、「美しくなって自分を変えたい」と思っている患者様の心に寄り添いながら、お手伝いをさせていただきたいと思っております。

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現在、総合病院に勤務しており、様々な疾患への対応を行ってまいりました。 その中で、整形外科に興味を持ち、貴院のような専門に特化した医院で専門性を高めたいという想いから転職を決意しました。

プリセプター経験もあり、後輩へ指導することで自身も勉強し直すという意味でも良い経験になったと思います。 幅広い経験を貴院にて活かしたいと思います。

私は患者様やご家族だけでなく、共に働く医療関係者の方々にも“笑顔”で接することを大切にしています。常に100%の笑顔ができるように、病棟に出る前には必ず鏡で“笑顔”のチェックをしています。

患者様から退院される際に「これからあなたの笑顔が見られないのは寂しい」とおっしゃっていただいたことがあり、私自身が大きな励みになりました。 このように、今後も笑顔を絶やさない看護を心がけたいと思います。

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これまで長年にわたり慢性期看護で培ってきた患者様との信頼関係能力が私の強みです。 慢性期と心療内科は長い目でみるというケアが必要なため、患者様が心を開いてくださるように信頼関係を築くことが大事という共通点があると思います。

今までの経験を活かし、どんなときでも笑顔を絶やさず話しやすい看護師となれるよう、頑張りたいと思います。

これまで、慢性期の現場で多くの高齢者を看護する中で、コミュニケーションの重要性を感じ、自主的に通信講座で学ぶなど傾聴力の向上に力を入れてきました。 その結果、傾聴の難しさや奥深さを感じながらも、患者様と接する際のヒントを学ぶことができ、少しずつ患者様が心を開いてくださるようになりました。

この傾聴力を活かし、今後は精神科で経験の幅を広げていきたいと考えています。精神科は未経験ではありますが、これまでの経験を活かし、一日も早く貴院に貢献できるよう努力して参ります。

これまで三次救急病院の呼吸器外科病棟で鍛えてきた知識・経験やご家族対応のノウハウを活かし、ICUの看護に貢献できればと思います。

前職では、アセスメントを重視し看護に取り組んできました。また、ご家族への病状のご説明やケアについても、よりよい対応を行うため積極的に知識を習得し実践してきました。

今後はICUでの看護を通じ、さらに看護師としてのスキルを上げたいと考えています。 臨機応変な対応力で、急性期の患者様をサポートするお手伝いをできればと思います。

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これまで内科病棟で、チーム医療の一員、また看護師のリーダーとして現場の調整を務めてきました。

3年目から任されたリーダー業務を通じ、看護師だけでなく、チーム内の異なる職種の方々とうまく連携できるよう円滑なコミュニケーションの工夫を図った結果、現場がうまく回ることにやりがいを感じました。

このスキルを経験を活かして治験コーディネーターとして貴社に貢献していきたいと思っています。

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