生まれ変わっても看護師になりたいと思う？

また看護師になりたいと答えた方は44％でした。一方、なりたくないと答えた方は56％で、
なりたい派より少し多い結果となりました。
それでは看護師以外でなりたかったのはどのような職業が多いのでしょうか。

一番多かった回答は、医師や薬剤師・臨床検査技師など、看護師以外の医療系のお仕事でした。
またその他にも、保育士・CAといった、人と接するお仕事を選ぶ意見が多いようです。
それでは、生まれ変わっても看護師になりたいという方、今度は違う職業に就きたいという方、
両方の意見を見てみましょう！

なりたいと思う派

「なんといっても、患者さんやその家族に本気でありがとうって言ってもらえる職業だから」

「人の人生の一部に関わる責任はありますが、自分なりに精一杯役立てられたらという気持ちで続けた努力が 実を結ぶとやりがいが感じられるので。それを実感できる職業の一つだと思うので 看護師になりたいと思います。」

「人と接することが好きだし、看護師免許があると再就職が有利なので。」

「仕事をしていて、得られるものが大きかった。仕事自体はきつくても、その分やりがいを感じることができた。 また色んな年代の人と関わることで、考え方や対応の仕方など多くを学べた。」

「人の支えになり、感謝されることもある仕事だから。やりがいがある。 医療の勉強をすることで、日常的にもその知識が活かされる。 (例えば、子どもが風邪をひいたり怪我をした時にすぐに対処でき、 病院に受診するかしないかの判断ができる、身内や家族が病気になった時に状況や治療方法が理解できる。) 資格を持っているので、子どもを出産してからも働ける。」

「結婚後も出産後も仕事さがしに困らなかったから。他の職種より給料が良いから。 医療、福祉系と様々な働き方がありやりがいがある。」

患者さまやご家族から「ありがとう」と感謝されることが、喜びややりがいにつながり、
生まれ変わっても看護師でいたいと思うポイントになるようです。
また、一度仕事を辞めても、再就職しやすいのは看護師という職業のメリットになるようですね。

なりたいと思わない派

「命を預かるプレッシャーや夜勤が嫌。医療は進歩しているので、日々の勉強が大変。」

「仕事は面白いですが、体にダメージが大きく健康を害しそうなため。 また、家族と休日が合わないため家庭内での役割を果たすのが難しい。」

「生涯看護師として働くには家族の協力が絶対不可欠である為。 夜勤、勉強会、病棟会など、休日でも職場に行かなければならなく こどもの成長を記憶する暇なくこどもに寂しい思いをさせてしまう為。」

「命に関わる職業なのに夜勤をしなければ、見合った給料がもらえない。 夜勤をしてないのに専門職でない普通の企業の方がお給料が高いところがあることがわかった。 若い内は稼げるが退職金も安すぎる。」

「圧倒的に女子が多く、人間関係が複雑。派閥の様なものを感じる。 人間関係が複雑（先輩などでクセのある方だと）では適切な申し送りも受けられない時がある。」

なりたくないという方の意見の中では、仕事が体力的にも精神的にも辛いという意見が多くみられました。
人の命に関わるという責任の重さを負担に感じるようです。
また、夜勤や勉強会への参加など、不規則な勤務時間で、
プライベートとの両立が難しいことや、待遇面で恵まれていないなど、仕事内容だけでなく
さまざまなマイナス要素が重なり、もう看護師にはなりたくない、と思うようです。

以上、生まれ変わっても看護師になりたいと思うか？についてでした。

今回のアンケートでは、生まれ変わっても看護師になりたいと回答した方は半数を下回る結果となりましたが、
看護師以外でなりたい職業に医師や薬剤師などの医療職や、
保育士のように人と関わる職業を挙げていた方が多くみられるなど
看護師という職業と共通点のある職業を挙げる方が多かったのが印象的でした。
看護師さんは人との関わりをやりがいに感じている方が多いということかもしれませんね。

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2017年6月6日～6月30日　実施有効回答数1303件