看護師さんの苦手な業務&克服方法は!?
看護師さんの仕事は多岐にわたりさまざまな業務がありますが、その中に「苦手」と思う業務はありませんか? 今回は、苦手な業務をアンケートしました!そして、苦手業務の克服方法についても聞いてみました…!
Q1.苦手な業務はありますか?
アンケートの結果、57%の方が、苦手な業務があると回答しました。
2人に1人は苦手意識を持っている業務があるようです。
患者さまと直接関わるため、緊張感もあるお仕事。
「この業務苦手だなー…」と思う事もありますよね。
それでは、具体的にどんな業務が苦手なのか詳しく聞いてみました!
Q2.(あると答えた方)具体的に教えてください。
その1.採血が苦手
「採血。ICUだったので機会がなく、なかなか苦手意識が抜けない。」
(大阪府・30代)「採血。何度か失敗して叱られているうちに、嫌になってしまった。」
(神奈川県・40代)「採血。血管選択が難しく患者さまも失敗されるのが嫌だからプレッシャーがすごい。」
(大阪府・30代)「採血。1度で指すことに緊張して、うまくいかないことがあるので。」
(岡山県・40代)「採血。静脈確保。いつになっても苦手。人に針を刺すのに抵抗を感じてしまう。」
(埼玉県・30代)「採血が難しい。特に脱水時が激ムズです。」
(山梨県・20代)
看護師さんの基本的な業務ともいえる「採血」ですが、
苦手意識がある!と多くの方から回答がありました。
患者さまによって、採血のしやすさが変わってくるので難しいときもありますよね…。
採血に失敗すると患者さまに痛みや不安を与えてしまうため、
失敗ができないという緊張感により、苦手意識が強くなるようです。
その2.点滴が苦手
「ルート確保。採血は得意だが、点滴ルートは漏れることが多く苦労する。」
(千葉県・30代)「点滴。血管に入った感覚がわからず、漏れてしまうため。」
(熊本県・20代)「点滴。血管を上手く探せないため。」
(鳥取県・40代)「点滴の留置。留置針をうまく入れられない。」
(兵庫県・30代)「点滴。回復期は点滴があまりいないのと老人が多くて苦戦する。」
(千葉県・20代)
採血と同じく患者さまの血管に針を刺す点滴が苦手という方もよく見られました。
こちらも、同様に失敗すると患者さまに痛みや不安を与えてしまうため
『失敗できない』という責任感がプレッシャーとなり、
苦手意識が芽生えてしまうのかもしれませんね…。
その3.その他
「心電図の解析。勉強してもなかなか追い付かない。」
(長崎県・30代)「末梢静脈留置。血管を探すのが下手なのと、なぜか入っても漏らしてしまいあざを作ってしまう。」
(埼玉県・20代)「心臓カテーテル手術。緊張感が何度経験しても慣れません。」
(東京都・30代)「情報収集。電子カルテの使い方に慣れていないので大変。」
(東京都・20代)「内服ボックスの仕分け。手際よく、早くしようとしても、袋を破いてしまい、中身が出る。」
(三重県・20代)
その他にも、さまざまな苦手業務があることが分かりました。
それでは、苦手な業務を克服するために、どのような事をしているのでしょうか?
詳しく聞いてみました!
Q3.(あると答えた方)克服するために、どのように努力していますか?
苦手を克服するための努力
「同僚の点滴で練習している。」
(大阪府・30代)「上手な人のを見る。イメージトレーニングする。」
(神奈川県・30代)「経験値を増やす努力を行なっています。」
(大阪府・30代)「いろんな人の採血や点滴確保を頑張っています。」
(岡山県・40代)「積極的に行くようにする。上手な先輩にコツを聞く。」
(兵庫県・30代)「積極的に経験出来るように可能な時は実施するようにしている。」
(鹿児島県・30代)
ずっと苦手なままその業務を避けていると、一向に克服できないですよね。
経験を積んだり、できるイメージをすることで自信につながり
苦手を克服できるようになるかもしれません♪
苦手な業務は避けたくなりますが、なるべく経験を積むようにしたり
先輩・上司のワザを盗んだりと、前向きにその苦手業務をこなしていくことが
一番克服への近道なのかもしれませんね!
以上、看護師さんの苦手な業務・克服方法についてでした!
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