『看護師』に対する入職前のイメージと入職後の印象は?
看護師になる前、みなさんは『看護師』という職業に対してどのようなイメージを持っていましたか?そのイメージのまま入職し「イメージよりも○○だった!」と現実とのギャップを感じた経験もあるのでは?今回のアンケートでは『看護師』に対する、入職前のイメージと、入職後のギャップについて本音を聞いちゃいました!
Q1. 入職前の看護師のイメージとギャップを感じたことや驚いたことは?
その1.1人の患者さまと向き合える時間が少なかった
「1人の患者さまに尽くす時間はなく、患者さまにも優先順位をつけないと自分が行動できなかったこと。」
(大阪府・20代)「じっくりと患者さんに向き合う時間がない。正義感だけではやれない。」
(東京都・40代)「1人1人の患者さまと時間が取れない。人間関係が思っていたより大変。」
(愛知県・20代)「1人に対して深く向き合えると思ったけれど、実際は時間や効率、最低限のことをやることが必死なイメージ。」
(東京都・40代)「なかなか患者さまとじっくり関われる時間がとれず、早く済ますのが良いとされる環境がある。」
(三重県・20代)
看護師の仕事は1人1人の患者さまに深く寄り添うものだと思っていたが
実際は効率が優先され、スピードが求められるケースが少なくないようです。
1人でも多くの患者さまをケアや看護できるのはいいことですが、入職前のイメージとは違うかもしれませんね。
その2.優しい看護師ばかりではない
「看護師は白衣の天使で笑顔で優しい人ばかりかと思っていたが、結構変人が多い。優しいばかりじゃ仕事してられないことがわかった。」
(東京都・30代)「看護師は親切で、優しい人が多いと思っていた。」
(大分県・40代)「看護師の先輩は性格のきつい人が多いこと。体力的にもきつい。」
(愛知県・40代)「看護師になる人は優しい人が多い、と思っていたが、厳しい人が多かった。」
(広島県・30代)「看護師さんは優しいと思っていたが、なかなか優しくできない自分がいる。」
(岡山県・40代)
『白衣の天使』と言われるように、看護師さんは
優しい人が多いというイメージは世間的にも浸透していますよね。
しかし働いてみると優しい人だけでなく、厳しい人も多かったという意見が。
さらに日々の業務の忙しさなどから、自分も優しくできなくなったり…と、ギャップを感じているようでした。
入職前と入職後のギャップについて紹介しましたが、続いては実際に看護師になって想像より良かった!
と感じたことについて聞いてみました。
Q2. 看護師になって想像より良かったと感じたことはなんですか?
その1.日常生活でも使える知識が身についたこと
「友達の相談にのれること。薬など、自分で選んで購入できること。」
(大阪府・20代)「日常生活でも、医療知識や論理的な思考が役に立つこと。」
(神奈川県・40代)「日常生活でも役立つ知識、技術があること。人の役に立てる。」
(栃木県・30代)「薬の知識や、病気の観察ポイントなど自然と身につき、家族などに情報提供できる。」
(三重県・20代)
仕事で得た知識や経験が、日常生活に活用できるという意見が!
病気や怪我など何かあった場合でも、適切な対処できますよね♪
また、自分自身だけでなく、身近な人の相談に乗れるというところが
良かった!と感じたそうです。周りの方からも信頼されているかもしれませんね!
その2.感謝されること
「ささいなことで患者さまやご家族に感謝されること。」
(大阪府・30代)「こんなに感謝される仕事はなかなかないなと思った。」
(佐賀県・20代)「患者さまや家族からありがとうと感謝されたり、人と触れあうことがこんなにも楽しいと知ることができたこと。」
(東京都・30代)「感謝されることが多いため、自分のモチベーションに繋がる。」
(千葉県・20代)
自分のケアや看護で、患者さまやそのご家族から感謝の言葉をいただけると、
やりがいにもつながりますよね!
ここまで感謝されるお仕事というのは、看護師さんならではかもしれません・・・!
以上、入職前のイメージと入職後の印象についてでした!
さまざまなイメージとギャップがありましたが、その分「良かった!」と感じることも。
患者さまとの向き合える時間が少ない…と感じたときは、その分多く患者さまに看護を提供できていると、
感じているギャップをポジティブにとらえられると良いかもしれませんね♪
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