負担の多い職場を辞めたい看護師さんのお悩み相談
【Q.】同僚が辞め、業務の負担も重いため、自分も辞めたいです。
スキルアップのための試練として捉えることもできます
【A.】退職だけを考えないで。業務改善を提案する絶好の機会とも言えます。
退職は人生の転機となり大きなリスクを伴う決断でもあります。まずは慎重に考えましょう。
同僚が辞めていくのはどんな理由でしょうか?「給与が低い」、「残業が多い」、「スキルアップできない」、「人間関係」など、理由は様々ですが、 退職が続く→業務の負担が重くなる→余裕がなくなる→人間関係が悪くなる→退職が増える、という負のスパイラルに陥ってはいませんか?
退職することだけを考えるのではなく、病院の業務改善を提案する絶好の機会と捉えるのはいかがでしょうか?そうすることで、自分自身の業務改善につながるだけでなく、看護業務以外の経験ができスキルアップできます。
上手に業務改善ができれば、負担が少なくなる→余裕が生まれる→人間関係が良好になる→退職がなくなる→外部の評判が良くなる、といった具合に好循環を生み出す可能性もあります。
あなたの働きによっては、最終的に待遇アップも見込めるかもしれません。
今後転職する際も、業務改善の経験はあなたの武器になる
近年では、人材系コンサルティング会社に依頼し、スタッフアンケートを取り、処遇改善や業務改善につなげている病院も多くあります。
もちろん、なかなか改善されないという事も十分考えられますが、改善にチャレンジしたあと、他の病院へ転職を視野に見学や面接に行っても遅くないと思います。
むしろ、業務改善の提案を行うことで、より高い視点で他の病院を見ることができ、本当に自分が求めている病院なのかどうか見極める力がつき、転職して後悔するという残念な経験をするリスクが低くなります。
転職理由や求める病院像などが明確になり、キャリア・アドバイザーがご紹介する求人も、より希望に近い求人をご案内することが可能となります。ある病院の看護部長さんが『どんな経験も貴重な経験。無駄な経験なんてない』とおっしゃっていましたが、課題に向き合うからこそ得られる経験は大変貴重です。
後悔しない看護師のキャリアの積み方を一緒に実現していきましょう!
その他のお悩み
-
【Q.】派閥争いによる顔色うかがいの日々に疲れ、続けられません。
-
【Q.】土日休み・夜勤なしの企業看護師になりたいと思っています。
-
【Q.】訪問看護は事務作業やコミュニケーション力が必須ですか?