美容クリニックの仕事内容

美容クリニックとは

美容クリニックとは、美容整形や、脱毛・レーザー治療といった美容医療を提供する医療機関の総称です。美容クリニックのおもな分野は「美容外科」と「美容皮膚科」の２つです。

美容外科が、整形手術や脂肪吸引など外科的な治療を中心に行うのに対し、美容皮膚科は、レーザーによる脱毛・シミ取り、しわやたるみを改善する注入治療などのメスを使わない治療がメインとなります。美容外科も美容皮膚科も、保険適用外の自由診療が中心である点は共通しています。

患者層など

美容医療の性質上、お客さまは女性が中心ですが、近年、男性向けの美容医療が増えつつあり、男性のお客さまも多くなってきています。外見についての悩みやコンプレックスを抱えている方が中心であることが特徴です。年代でいうと、美容整形手術は20～30代の若年層のお客さまが多いのに対し、アンチエイジング治療は40代以上のお客さまが中心となります。

美容クリニックの看護師の仕事内容

美容外科

手術の介助業務、カウンセリング、アフターケア

美容皮膚科

レーザー照射、注射などの施術、カウンセリング

美容外科の看護師さんの主な業務は手術の介助業務です。そのため美容外科の仕事内容はオペ室勤務と似ている部分もあります。また、手術前のカウンセリングを看護師が担当するクリニックも多いです。

美容皮膚科には脱毛専門のクリニックも多く、そういったところでは、一日の業務のほとんどがレーザー照射という日もあります。レーザー照射は、お客さまと一対一で、安心感を持っていただけるようコミュニケーションをとりつつ、肌の様子を確認しながら素早く正確な施術を行うことが求められます。