看護師さんのための面接の流れとマナー
面接担当者はどこを見ている?面接の流れと気を付けたいポイント、基本のマナーをしっかりチェックしましょう。
面接の流れ
面接担当者と話している時だけが面接ではありません。病院に着いてから出るまで、見られているという意識を持って行動するようにしましょう。
1. 病院に到着
交通機関の遅延なども考えられるので、余裕を持って出発すると安心。面接の15分前には着くように。ただ、早すぎてもNG。10分前になったら受付で「本日○時から面接をお願いしている○○です」と伝えましょう。
担当者の名前が分かる場合は名前を入れて。担当者が来るまでは座らず邪魔にならない場所で待ちましょう。
2. 面接室へ
担当者が現れたら、まず「本日はよろしくお願いいたします。」とあいさつをしましょう。面接室へ向かう間に職員とすれ違った際もあいさつすると好印象です。
面接室等に入り席に通されたら、「○○と申します。本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます。よろしくお願いします」と笑顔であいさつを。「お座りください」と言われてから座るようにしましょう。
履歴書を事前に送付していない場合はまず履歴書を渡します。その際、必ず封筒から出して渡すように。
3. 面接開始
まずは履歴書に沿って経歴を説明します。退職理由や自己PR、看護観や志望動機などの質問が続きます。ここで面接担当者はあなたが「入職して活躍してくれるか」、「考え方が合うか」「長く働いてくれそうか」などしっかり見ています。
質問が終わると、面接担当者は病院の説明をします。入職後のミスマッチをなくすためにも、このタイミングであなたが少しでも疑問に思っていることを聞くようにしましょう。
4. 病院見学
面接担当者、看護部長などが病院内を案内してくれます。病院見学でも気を抜かず、邪魔にならないように気を付けながら、あいさつ、マナーはしっかりと。人、設備、雰囲気など、「働く環境」をしっかり見て、働くイメージを膨らませてみましょう。
5. 終了
全てが終わったら、面接、見学のお礼をしっかりと伝え、病院を出ましょう。緊張の糸が切れそうになるところですが、言葉遣いや話す内容など最後まで気を抜かないように。
面接時のマナー
ついつい普段の癖が出てしまうところですが、面接では常に態度やマナーも見られています。基本のマナーを確認し実践できるようにしましょう。
お辞儀の仕方
背筋を伸ばし、腰から上体を曲げる。首だけ曲げるのはNG。
あいさつを言いおわってからお辞儀をするように。
座り方
背筋を伸ばし、手は重ねて膝の上に。足は揃えて。
バッグは足元に置く。・面接室に通されたら「どうぞお掛けください」と案内されるまで座らないように。
面接担当者が後から入室してきた場合は座っていても立ち上がってあいさつをするように。
面接中の話し方
相手の目を見て話す。・なるべくにこやかにハキハキと大きな声で
質問に対する答えは簡潔に。だらだら思いつくままと話すのはNG。
面接が終わったら「本日はありがとうございました」とお礼を。
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